まずはここから始めよう!作業効率を早めるPhotoshopとIllustratorのショートカットまとめ(ファイル操作・コピペ・ズーム関連)

ショートカットを使用して作業効率をあげよう

PhotoshopやIllustratorを始めた人達で、基本操作を覚えて脱初級者というステップで、作業効率を早めるのにショートカットキーを使いこなす。ということがあります。

ショートカットキーは使わないと忘れちゃうので、習慣になるまでは、はじめは遅くなってもよいのでなるべく基本系のショートカットキーを使っていって、それから自分がよく使う作業のショートカットをどんどん覚えたりしていくとよいでしょう。

Photoshop/Illustratorショートカットについて

今回まとめた内容は、すべて基本のショートカットなので、すでに使っている人も多いと思いますが、これから始める方などに、まずは簡単な「ファイル操作」「保存」「コピー&ペースト」「取り消し」「ズーム・手のひら」などをまとめまてみました。

これらはデザイン作業でなくても、通常の作業系のショートカットになりますので、PhotoshopやIllustrator以外でも、ブラウザ操作やオフィス系のソフトでも使えるものもありますので、まずはここからマスターして、次から作業関連のショートカットをどんどん追加していくなどしていくとよいでしょう。

忘れてしまったらメニューから確認できます

ショートカットキーは「Photoshop ショートカット チートシート」などでソフト名を入れると各ソフトのショートカットをまとめたものなどをネットで探すことができるので、そういった物を使用したり、自分でよく使うショートカットをまとめて持っておくなどするとよいでしょう。

忘れてしまった際も、ソフトのメニューからショートカットを書いてあるので、そこで覚えていくとよいでしょう。

この記事の目次

MacとWindowsの際のキーの違い

今回の記事ではWindowsのキーを元に作成していますが、macでも同様に使えます。キーの違いは下記をまず覚えましょう。

  • Windowsの [ Ctrl ] キーは、Macでは [ commond ] キー
  • Windowsの [ Alt ] キーは、Macでは [ option ] キー

となります。

ファイル操作関係のショートカット

  • Ctrl + N : 新規ファイル作成
  • Ctrl + O : ファイルを開く
  • Ctrl + W : ファイルを閉じる
  • Ctrl + Q : ソフトを終了

新規ファイルの作成や既存ファイルを開いたり閉じたりするショートカットで、これらはほとんどのソフトで共通のショートカットになります。ブラウザなどでは[ Ctrl+T ]で「新規タブ」を開く、間違ってブラウザのタブを閉じてしまった場合などは[ Ctrl+Shift+T ]で「閉じたタブを復元」なども覚えておくとよいでしょう。

ファイルの保存関連のショートカット

  • Ctrl + S : ファイルを保存
  • Ctrl + Shitf + S : 別名で保存
  • Ctrl + Alt + S : 複製を保存 ※イラレのみ
  • Ctrl + Shitf + Alt + S : WEB用に保存

こちらはファイルの保存関連のショートカットで、「保存」や「別名で保存」などは、ほとんどのソフトで使えます。

イラストレーターにだけ、「別名で保存」と「複製を保存」があって用途にあわせて使い分けると便利になりますのでそちらを見ていきます。

Illustratorでの別名保存と複製保存の違い

イラストレーターには「別名で保存」と「複製を保存」という2つがあります。

「別名で保存」というのは、他のソフトにもありますが、オリジナルファイルを残しつつ、別の名前でファイルを保存する、いわゆるバックアップ的に使ったり、途中から別パターンのバリエーション用として使用する形です。

別名で保存

A(a.ai)というファイルの名前を操作している際に、別名で保存をして、B(b.ai)というファイルで保存した場合に、画面上にはBのファイルが開いた状態になりその後の作業はb.aiとなり、a.aiは閉じられますのでバックアップ用として残すことができます。

この際に注意したいのは、イラストレーターでは、作業中のaiファイルからEPS形式やPDF形式で保存したい場合があります。これを別名保存ですると画面上にはpdfのファイルが開かれた状態になります。

そのまま続けて作業をしてしまうと気がつかないうちにaiファイルが古い状態になってしまいますので注意が必要です。

複製を保存

一方「複製を保存」は、A(a.ai)というファイルの名前を操作している際に、別名で保存をしてB(b.ai)というファイルで保存した場合に、画面上にはAのファイルがそのまま残る状態になります。

ですので「.ai」から「.pdf」や「.eps」などに保存する場合に「複製を保存」を使っていくなどすることで常に作業ファイルは「a.ai」にするということができます。

「別名で保存」と「複製を保存」はこういうときはどちらということではなく、作業用とに合わせて特徴を覚えて使い分けるとよいでしょう。

コピー&ペースト関連のショートカット

  • Ctrl + C : コピー
  • Ctrl + X : カット
  • Ctrl + V : ペースト
  • Ctrl + Shift + V : 同じ位置にペースト
  • Ctrl + Shift + C : 複数のレイヤーのオブジェクトをまとめてコピー ※Photoshopのみ

コピーとカットの違い

コピー&ペーストはテキストや画像などを同じファイルや別のファイルに複製したい時によく使いますが、「カット」との違いは、参照する内容を残すか消すかになります。

  • コピー : オリジナルは残しつつコピーさせる
  • カット : オリジナルを消し、コピーさせる

ということになります。

文章などで書いた物の場所を変えたいときに「カット」を使ったりすると移動のようなことができます。

ペーストと同じ位置にペーストの違い

ペースト関連で覚えておきたい物として「同じ位置にペースト」があります。

PhotoshopやIllustratorではオブジェクトをペーストするとファイルの中央などにペーストされます。

別の書類に位置を合わせたいときにこれでは数値で位置をあわせないといけなくなります。

そんな時に「同じ位置にペースト」を使うとオリジナルと同じ位置情報にペーストしてくれるので便利です。

複数のレイヤーのオブジェクトをまとめてコピー

PhotoshopなどでWEBデザインやグラフィックを作っている際にはレイヤーを細かく分けて後から修正しやすいように管理すると思いますが、これらを一時的にイラレに貼り付けたいとか、別のファイルに持って行きたい時にわざわざ「画像に統合」をしたくない場合があります。

そんなときに、[ Ctrl+A ]ですべてを選択して[ Ctrl+Shift+C ]にすると画面上の異なるレイヤーのオブジェクトを一枚の画像としてコピーしてくれます。

メイン作業ではあまりしないですが、ちょっとまとめた部分のキャプチャーが欲しいなという時など便利です。

作業の取り消し・やり直し関連のショートカット

作業のやり直し系のショートカットはPhotoshopとIllustratorで少し違うのでそれぞれまとめていきます。

Illustratorの取り消し系ショートカット

  • Ctrl + Z : 取り消し
  • Ctrl + Shift + Z : やり直し

Illustratorで前の作業に戻る時は[ Ctrl+Z ]を複数回押していくと前の作業にどんどん戻っていきます。また戻しすぎた場合は[ Ctrl+Shift+Z ]でやり直しができます。

Photoshopの取り消し系ショートカット

  • Ctrl + Z : 取り消し
  • Ctrl + Shift + Z : 一段階進む
  • Ctrl + Alt + Z : 一段階戻る

Illustratorは[ Ctrl+Z ]を何回か押すことで前に戻りますが、Photoshopは[ Ctrl+Z ]は一段階しか前に戻らず、もう一度押すとやり直しになってしまいます。

ですので、イラストレーターのように何段階か戻るには、[ Ctrl+Shift+Z ]と[ Ctrl+Alt+Z ]を使用します。

これは「ヒストリー」パネルを開くとわかるのですが、ヒストリーの戻る、進む系のショートカットになりますので、Photoshopを使用する際は是非覚えましょう。

尚、取り消しの回数は無限ではなく、「環境設定」→「編集」→「パフォーマンス」のヒストリー回数で初期設定で20回となっています。回数を増やしすぎるとPhotoshopの作業に影響がでるので20回位が無難です。

ズーム・手のひら関連のショートカット

細かい作業をするのに、部分的に拡大したりするツールに「ズームツール(虫眼鏡ツール)」があります。また拡大した部分の見える範囲を変える際には「手のひらツール」があります。

これはPhotoshopとIllustratorどちらもツールバーの最下部にありますが、わざわざ拡大や移動の際にツールを選ぶのはかなり効率が悪いのでショートカットがオススメです。

全体表示と100%表示のショートカット

全体表示と100%表示の違いは、全体表示は使用しているモニタに対してすべてを表示させる物で、100%表示は原寸サイズでの表示となります。

モニタサイズ以上の大きいファイルを作成している際に、全体像を見たい場合には全体表示にしたり、拡大したりして作業しますが、原寸である100%でどう見えるかということが大切です。

そこでこれらを使い分けるのですが、ショートカットは下記になります。

  • Ctrl+0 : 全体表示
  • Ctrl+1 : 100%表示

また、手のひらツールダブルクリックで「全体表示」、虫眼鏡ツールダブルクリックで「100%表示になります。」

拡大縮小と手のひらツールのショートカット

ファイルの拡大縮小のショートカットはいくつかあります。

まず、その場で拡大縮小するのには[ctrl++](プラスキー)と[Ctrl+-]があります。こちらで拡大して、手のひらキーのショートカット[spaceキー]を押している間は手のひらツールになり、位置を変えるとよいでしょう。

  • Ctrl + + : 拡大
  • Ctrl + – : 縮小
  • Spaceキー : 手のひらツール

また、部分的に拡大したいときには、虫眼鏡ツールにするショートカットがあります。

  • Ctrl + Shift + Space : ズームツール(拡大)
  • Ctrl + Alt + Space : ズームツール(縮小)

ズームツールにした状態でクリックで拡大や拡大したい範囲をドラックするとその部分が拡大されます。ただし最近のPhosotshopはちょっと動きが違うので慣れが必要になります。

Photoshopの作業効率を高めるショートカット記事まとめ

以前、Photoshopの作業で覚えたい、作業効率を早めるショートカットのまとめを作成しましたのであわせてご覧ください。記事の他にPDFファイルもダウンロードできます。

ショートカットはいきなりすべてを覚えるとなると大変なので、作業しながら自分のよく使うものを覚えていくという感じでやっていくと気がつくと操作周りが早くなってデザイン作業により集中できるのでおすすめです。

この記事を書いた人

著者 : ハヤシユタカ

2001年、有限会社ムーニーワークスを設立。WEB制作の他、書籍執筆、セミナー講演、企業研修などを行う。また、クリエイター育成機関デジタルハリウッドでは1999年より講師として本科WEBデザイナーコースやデジタルデザインコースを担当。 詳しいプロフィールはこちら

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