WordPressでビジネスサイトを作る際に、サイト全体の構造を考えよう!|WordPressでビジネスサイトをつくろう【第2回】

WordPressで一般的なよくあるブログを作成する際は、記事のフォーマットは1つで、そのフォーマットで記事を投稿していく場合が多いと思いますが、ビジネスサイトの作成では掲載にする内容によって見せ方が変わりますので複数のレイアウトのフォーマットが必要になってきます。

ですので、通常の静的なHTMLでサイトを作るように、サイト全体の構造をしっかりと把握できるようにサイトマップや、それぞれのページのURLを管理できるようにして、それを元にWordPressのサイト構築をしていくとわかりやすくなりますので今回はサンプルサイトを元にWordPressの構築前にどのようにしていったかをまとめました。

今回書籍で作成したビジネスサイトのページ内容

今回WordPress作成したビジネスサイトのページ内容

今回作成したサンプルサイトでは、サイトの更新情報として「ニュース」という分類の中に「お知らせ」と「セミナー情報」というサブカテゴリーを持ち、製品紹介をする「製品情報」として「製品A~D」というカテゴリーになり、このカテゴリー自体の増える可能性を持ちならが運用していくサイトという想定となります。

また、ページが増えていかないページとして、「会社情報」とその下の階層に「アクセス」があり、その他「お問い合わせ」「サイトマップ」という構成となっております。

その他の機能としてサイト内検索機能と、トピックスについては、全く別の更新をするスペースとして用意しました。(たとえば社長ブログやスタッフブログなどを管理したりすることを想定)

シンプルな構成ですが、会社サイトやショップサイトなどでよく使うであろう内容で作成しましたのでこちらを元に見ていきます。

WordPressビジネスサイトのサイトイメージ

WordPressビジネスサイトのサイトイメージ

http://wordpress-book.webdesignmatome.com/

運営していく上で増えていくページと増えないページを考える

WordPressでサイトを構築していく上では、「どのページが記事(投稿)が増えていくか?」「どのページは記事は増えないページになるか?」ということを確認してから構築していくことで、WordPressのテンプレートファイルの構成がわかりやすくなります。

例えば「更新情報」などは、新しい情報がある場合はページを追加する形で詳細ページが増えていきますし、「製品情報」などは新製品などが発売された場合に商品ページが増えていきます。

しかし、会社概要やアクセス情報などは、移転や会社情報の修正などで内容を変更をする可能性はありますが、ページ自体は増えていくことはありません。

この考え方は、ブログを作成する際でも同じですが、よりフォーマットがたくさん必要なビジネスサイトの構築ではよりしっかりと決めていくことで、無駄のないファイル構成にすることができます。

そこでサンプルサイトの構造をWordPressでの構築の前にどのようにしていったかをサイトマップを元に説明していきます。

作成したWordPressのビジネスサイトをサイトマップで見る

作成したビジネスサイトをサイトマップ(※クリックで拡大)

※クリックして大きな画像をみる

上で作成したページ内容をサイトマップにしてみるとこのようになります。

通常のサイト制作では、サイトマップを作成して、URLをどのようにするかのディレクトリーリストなどを作成するかと思いますが、WordPressで構築する際も、作成してあるとそれぞれのページをどのようなWordPressのテンプレートファイルを使用するかなどわかりやすくなります。(※テンプレートファイルについては次回以降解説します)

ブログフォーマットのようにシンプルな構成でない場合は、まず自分のサイトに何が必要かを考えて、サイトマップのようなものを作成すると全体像が見えてわかりやすいと思います。

WordPressでの「投稿」と「固定ページ」の役割を知る

自分の作成するサイトの全体像を把握したら、次にWordPressを使用してサイトを作成したあとにどのように更新していくかを考えて、それぞれのコンテンツが「どのページが記事(投稿)が増えていくか?」そして「どのページは記事は増えないページになるか?」を確認していきましょう。

WordPressでブログやビジネスサイトを作成する際に、まず考えるのがこの部分になります。

WordPressではページを作成する際にまず「投稿」と「固定ページ」という2つの型があります。他に「カスタム投稿タイプ」というフォーマットがありますが、少し難易度が上がりますので、こちらについては後半で紹介していきますので、まずは「投稿」と「固定ページ」を使用して構築していきます。この2つのフォーマットで、簡単に通常のビジネスサイトを作成していくことが可能です。

WordPressでページを作成し、運用していくには「投稿」と「固定ページ」の役割をおぼえよう

「投稿」とは、カテゴリーを作成して、そのカテゴリーの記事としてページを追加していく場合に使用します。

通常ビジネスサイトではサイトの更新情報などがあり、新着情報があるたびにページを作成して、一覧ページに表示されると思います。このような使い方をする場合には「投稿」を使用します。
※通常のブログなどでも同様にカテゴリーを作成して記事を追加していく形になるのと同じです。

「固定ページ」とは、ページの原稿内容は修正するかもしれないが、ページ自体は増えずに1ページ単体で使用するコンテンツに使用します。

ビジネスサイトでは「会社概要」や「お問い合わせ」や「サイトマップ」などに使用します。
※通常のブログなどでも「ABOUT」や「お問い合わせ」などで使用します。

このように見ると「投稿」と「固定ページ」はブログでもビジネスサイトでも同様の使い方をするものなのでWordPrssでのサイト運用のベースとなる型になります。

サイトマップ内で「投稿」と「固定ページ」を見てみる

それでは先ほどのサイトマップ内で、どのページを「投稿」と「固定ページ」にわけるかを見てみます。

それぞれのコンテンツを「投稿」と「固定ページ」のどちらで作成するかを決めよう。

※クリックして大きな画像をみる

これらを元にWordPressで使用するテンプレートファイルを決めていきます。

記事として増えるページとしては、「ニュース」「製品情報」「トピックス」がありますので、こちらを「投稿」として作成します。

ニュースのエリアでは「ニュース」のカテゴリーを作成して、サブとして「お知らせ」と「セミナー」があり、それぞれが記事を更新していきます。

また製品情報のエリアでは4つの製品をまとめる「製品情報」のカテゴリーを作成して、サブに「製品A~D」の4つのサブカテゴリーがあり、それぞれが記事を更新していきます。

カテゴリーとサブカテゴリーを作成した理由としては、「ニュース」という分類をクリックした際には「お知らせ」と「セミナー情報」を両方表示させ、それぞれのサブカテゴリーの場合はそのカテゴリーだけを表示させるためです。製品も同様に全製品を見る場合は「製品情報」のカテゴリーを使用し、それぞれのカテゴリーの製品の場合はサブカテゴリーを使用するということを想定してこのような構成にしてあります。

この「カテゴリー」「サブカテゴリー」という考えは通常ブログでも使用することができますし、逆に使わなくても条件分岐などのスクリプトで同様に表示の仕方はできますが、使用することによって簡単に分岐ができますので、今回はこのようにしています。

またトピックスも同様にカテゴリーを作成して、それぞれが記事を更新していきます。
これらも記事を追加していくコンテンツとして使用しますので「投稿」を使用して運用していきます。(※のちほどトピックスは「カスタム投稿タイプ」のサンプルに使用しますが便宜的に投稿としておきます。)

記事として増えないページとしては「サイトマップ」「会社概要」「アクセス」「お問い合わせ」がありますのでこちらを「固定ページ」として作成します。

その他「サイト内検索」「404」ページにつきましては、特定のファイルを使用しますので、こちらについてはのちほど別途解説していきます。

まずこのように自分の作りたいサイトのサイト全体を考え、それらをどのように運用していくかを決めて置きましょう。

そうすることでWordPressでサイト設計する際にわかりやすく構築していけますし、一度覚えれば同様のサイト作りが簡単になります。

もちろんオリジナルブログを作成する際もより細かい分岐などでオリジナリティーのあるブログを構築することも可能です。

今回はここまでになります。

次回からこれらを元に実際にWordPressではじめに行いたい設定や「投稿」と「固定ページ」の設定方法など、WordPressでのサイト構築に必要な準備をしていきたいと思います。

この記事を書いた人

著者 : ハヤシユタカ

2001年、有限会社ムーニーワークスを設立。WEB制作の他、書籍執筆、セミナー講演、企業研修などを行う。また、クリエイター育成機関デジタルハリウッドでは1999年より講師として本科WEBデザイナーコースやデジタルデザインコースを担当。 詳しいプロフィールはこちら

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